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院長ブログ

最近増えている「食べる」のお悩み

「食べるのが遅い」、「あまり噛まずに丸呑みしている」、「食べるときにクチャクチャ音がする」、こんなお悩みありませんか。

うまく食べられない理由には、お子さんのお口の状態と食形態(食べ物の大きさや硬さ)が合っていない、お口や顎の筋肉が十分に発達していないなどが考えられます。

食べることは、自然に出来るようになってきたイメージがありますが、食べること=「食べる機能」は何もしないで自然に育っていくものではなく、基本的に食べることで発達していきます。

意外と見落としがちなのが「食べる姿勢」です。食べるときの姿勢は、食べやすさ・食べにくさに直結し、お口の動きや舌の動きのほか、誤嚥や窒息の予防などの「安全な飲み込み」にも関係します。

正しい姿勢とはつまり、よく噛めて安全に飲み込める姿勢です。お口の筋肉を動かしやすい姿勢なので、お子さんの食べる機能の成長がおのずと促されます。

誤嚥性肺炎を防ぎながら、おいしく楽しく食べる毎日を|長野県後期高齢者医療広域連合

お口の筋肉をしっかり動かして食べられるようになることで、顔面や顎の成長発達につながるほか、舌や頬を動かす力や唇を閉じる力がついてきます。これは歯並びや、お口のぽかん防止にも影響します。

皆さんも食べるときの姿勢を見直してみてはいかがでしょうか。

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